Sunday, October 6, 2013

Why I don't like Nutmeg

Nutmeg is a startup that provides investment management for consumers. Basically, when you sign up with them, they'll ask you some questions to figure out your risk tolerance, timeframes for investments, how much you want to pay-in each month etc. They will then go and buy investments (stocks, bonds, REITs etc.) for you and manage your portfolio on behalf of you (i.e. they will buy/sell your assets on their discretion).

They charge up to 1.0% for this asset management piece depending on the amount of asset you have with them etc. This doesn't include the cost that the assets incur themselves which they say is on average about 0.3%.

So why don't I like it?

1.3% is WAY too expensive

Before I can explain why 1.3% is too expensive, I have to quickly touch on the two different investment strategies, Passive and Active.

Active strategy is what most of us usually think of investment strategies. In an active strategy, you'd sit down and think about what to buy. For example, you might go "Now that Ballmer is gone, I bet Microsoft will be way more successful in the future", and thus buy Miscrosoft stocks. Or you might go "I think Chinese stocks are way overvalued these days" and sell some Chinese stocks.

The key here is that you are trying to predict the future and/or outsmart other investors. You predicted that Microsoft will do well and that's why you are buying their stocks. You think other investors are overvaluing Chinese stocks, and that's why you are selling them.

This is obviously hard work and requires ample experience, and this is where companies like Nutmeg come in. They'll do this work for you, and in turn you pay them the 1.3% fee.

In the world of Active investment strategy, 1.3% isn't necessarily expensive. The problem however, is that if you are an average consumer, you won't need Active strategy. There are people who disagree with this (usually fund managers, stock brokers etc.), but the evidences are overwhelming. A recent study by S&P for example, which examined 10,000 actively managed funds, found that 82% of them underperfom passive funds (source).

Warren Buffet, the legendary investor has also stated:

[...] most investors are better off putting their money in low-cost index funds [...] very low-cost index is going to beat a majority of the amateur-managed money or professionally-managed money [...] gross performance [of actively managed funds] may be reasonably decent, but the fees will eat up a significant percentage of the returns 
(source)

And put his money where is mouth is. He specified his personal portfolio after his death to be invested in low cost index funds (source).

Really, there is very little reason for an average consumer to go with active investment.

Believe me, it's not hard to do investment yourself

A couple of people have told me "Well, but I don't want to spend any time thinking about my investments. I'd rather just pay 1.3%". They probably don't realize how big the impact of these costs are in the long term.

[...] illustrates how strongly costs can affect long-term portfolio growth. It depicts the impact of expenses over a 30-year horizon in which a hypothetical portfolio with a starting value of $100,000 grows an average of 6% annually. In the low-cost scenario, the investor pays 0.25% of assets every year, whereas in the high-cost scenario, the investor pays 0.90%, or the approximate asset-weighted average expense ratio for U.S. stock funds [...] The potential impact on the portfolio balances over three decades is striking—a difference of almost $100,000 (coincidentally, the portfolio's starting value) between the low-cost and high-cost scenarios

Yep, they call 0.90% "high-cost scenario". 1.3% is really high, and it will cost you a lot.

Asset allocation (i.e. deciding what to buy, what to sell) is very simple in Passive investment. Vanguard, an investment firm that pioneered Passive investment has generally good resources to start, for example this guide. Here is another good starting point from Forbes. These kinds of dead simple portfolio are the ones that "consistently outperforms most actively managed funds" as noted earlier. Once you decided on an asset allocation based on the return you want, the only thing left really is to find the cheapest mutual fund/ETF that tracks that asset class and buying it.

If you are still too lazy to choose your own asset allocation, you can buy "balanced funds", which are mutual funds with pre-made, low-cost index asset allocation. Here is a collection from Vanguard. Note the expense ratio. The lowest one has 0.1% while the highest one has 0.18%. Yeah, compare that with 1.3%.

These "balanced fund"s have in general a very simple asset allocation, and hence it's easy to just copy the allocation. In fact, there is even a tool for that online. This will give you an even lower cost, but the downside is that you'll have to do asset rebalancing yourself whereas "balanced fund"s will do that automatically for you.



So yeah, that's why I don't like Nutmeg. The world needs more passive investment, not active.



Saturday, August 24, 2013

日本人ソフトウェアエンジニアのための、海外スタートアップ企業就職ガイド (職探し編)

 僕は1年ほど前に、日本からイギリスのスタートアップに転職しました。海外スタートアップへの転職は簡単ではないですが、技術的に売れるものと、最低限の英語力があれば、あとは十分時間をかければいつかは成功するはずです。今回は、どういう風に職探しをすればよいかについて書いてみたいと思います。

  • 米国以外もマークする
    • ソフトウェアエンジニアの場合、シリコンバレーに職が集中しているのでそこばかりマークしてしまいがちですが、他の国にもポジションはあります。数値で比較した訳ではないですが、イギリス、カナダ、オーストラリア、アイルランド、シンガポール、ドイツ、オランダ、スウェーデン、スイス、ルクセンブルグなどに職が多いようでした。
    • 中国、インド、東欧など発展途上国にも職はありますが、給料が低いため貯蓄が十分できなくなってしまう場合が多く、日本でお金が必要になったり、帰国することになった場合に困ってしまうので正直あまりお勧めできません。ただし、中には特別光り輝いているスタートアップもあるので、そういうところに行くのであればアリじゃないかと思います。

  • 日本市場をターゲットにしているスタートアップを探す
    • このパターンが結局一番成功しやすいです。そもそも相手企業もハナから日本から雇うつもりであることが多いので、通常ビザもスポンサーしてもらえますし、会社のお金で面接に呼んでもらえることが多いです(=そのついでに他企業の面接も受けられる)。技術面での要件も低くなります。幹部への道も開けやすいので、キャリアアップの点からも良いです。

  • でも、日本に縁のないポジションも対象に入れる
    • 日本に縁のある求人はそんなに多くないので、それにこだわっているとチャンスが少なくなってしまいます。日本に縁のないポジションでも技術的なウリがあれば十分可能なので、対象に入れるべきです。

  • 日系企業の現地採用は注意する
    • 日系企業への就職は一番ハードルが低いのですが、残念ながらあまり良いことがないのが現実です。僕は日系企業の本社から海外子会社に派遣されて仕事をしていた時期があるのですが、現地採用の日本人人材は基本給料が低く、出世の可能性もほぼない上、雇用の安定性もないことがほとんどです。しかも仕事の仕方などは全く日本企業と変わらない場合が少なくないので、せっかく海外就職したのに日本の企業で派遣社員として働くのと変わらない状況になってしまいます。それなら日系企業の本社に就職して派遣された方が100倍いいに決まっています。

  • 転職エージェントにも当たる
    • 多くの転職エージェントは現地に既にいないと相手にしてくれないのですが、日本に縁のあるポジションや、なかなか人材が見つからないポジションであれば興味を示してくれます。いっぱいあるので、いっぱい当たってみましょう。企業の情報や面接のアドバイスなどがもらえるので、ありがたい存在です。
    • ただし、エージェントはあなたの味方ではなく、お金の味方だということを忘れないでください!(笑)あまりマッチしたポジションでなくても取りあえずねじ込もうとするケースが少なくないですし、企業情報もいいことばかり挙げて悪い情報は出してくれないのが普通です。国の慣習によりますが、日本と違って安く売ってなんぼな場合もあるので、強引に給料を下げる交渉をしてくる場合もあります。どんなにエージェントが親切でも、早めに就職先企業と直接交渉する状況に持っていった方が良いでしょう。

  • 国際的な就職活動で便利なツール
    • Indeed.com
      • 求人のメタ検索サイトです。一言で言えば求人のグーグル、「最強」です。各国版があります。
    • StackOverflow Career
      • 良質なスタートアップ企業の求人が多いです。また、StackOverflowでレピュテーションを貯めているとスカウトされる場合もあります。僕はこのサイトがきっかけで今の企業を見つけました。
    • Monster.com
      • 主にエンジニア向けの求人サイトです。これも各国版があります。個人的にはあまりいけてないポジションが多かったような印象があるのですが、僕の気のせいかもしれません。規模はでかいです。
    • AngelList
      • 主にスタートアップ企業の求人となります。StackOverflow Careerと違って広告を出すのがタダなので、始まったばかりでお金のない小さなスタートアップの求人も出ています
    • Glassdoor
      • 主に給料水準を知るのに役に立ちます。若いスタートアップの場合その企業自体の口コミが投稿されている事は少ないのですが、同じような職種・経験の人の給料水準が見れるので、とても有用です
    • Duedil
      • 会社についての公開情報を集めてきて見せてくれるサイトです。会社として登録してさえあればなんらかの情報は見れるので(創立年、株主構成、資本構成など)、便利です。







Wednesday, August 21, 2013

日本人ソフトウェアエンジニアのための、海外スタートアップ企業就職ガイド (準備編)

 僕は1年ほど前に、日本からイギリスのスタートアップ企業に転職しました。海外スタートアップへの転職は簡単ではないですが、技術的に売れるものと、最低限の英語力があれば、あとは十分時間をかければ可能なはずです。今回は、日頃どういった準備をすべきかについて書いてみたいと思います。

  • 関連性の高い学位を取る

    • 関連する学位を持っていると、ビザ取得や就職活動で圧倒的に有利です。情報系の修士以上が理想ですが、学士でも、また数理系(数学、電気工学、物理学など)の学位でも十分役に立ちます。ただ、実務経験を学位に代えられるケースもあるので、関連学位がないと不可能という訳ではありません(何を隠そう僕の学位も生物学でした)

  • 参入障壁の高い技術をウリとして育てる

    • 企業や国の立場に立って考えると、わざわざ外国から人を雇うには相当の理由が必要になります。一言で言うと、これらの「理由」は①給料が安い・仕事がきついため人が集まらない、②必要な技術を持った人が見つからない の2パターンに分けられます。①のコースは色々悲惨なので、絶対に②のコースを目指すべきです。
    • 一番簡単なのは、技術的に難度が高くてニッチな技術を売りにすることです。例えば、生体認証、音声認識、航空管制、暗号技術など非常にニッチな分野は技術者が見つけにくいので、求人さえあれば内定もビザも下りやすいです。ただ、あまりニッチすぎると求人が少なくなるので、分散処理、並行処理、関数型言語、金融フロントなど「適度にニッチ」な分野が最もオッズが良いのではないかと思います。鍵は、難度が高い=参入障壁が高い事です。アジャイル、Webアプリ、クラウドなど敷居が低いウリは国内で十分見つかるので、海外からの就職は難しくなりがちです。
    • 特におすすめなのは機械学習、人工知能、統計などのアナリティクス分野です。この分野は敷居が高い上需要が爆発しているので、スタートアップのみならずあらゆる分野の事業会社、コンサルティング会社などから引く手あまたで、ビザも内定も非常に取りやすいです。かつ給料水準も素晴らしく、幹部へのキャリアパスも開きやすいので、いいこと尽くめです。こっち系にいく選択肢があるのなら迷わず選ぶべき分野です。

  • 公開実績を貯める

    • 海外からの転職活動は会って話ができる時間が短いので、客観的に検証できる材料の比重が上がります。日本で日常生活を送りながら蓄積できるものもたくさんあるので、コツコツ取り組むといつか役に立つ日が来ることでしょう。効果が高い順に並べるとこんな感じです:
      • OSSプロジェクトのコミッターになる
        • 「この有名なプロジェクトのこの部分をやりました、これがそのコードです」と示せればこんなに強力なアピールはありません。例え有名なプロジェクトでなくとも、あるいはコアな部分に関わっていなくとも、何かしら貢献したものがあれば十分アピールになります。
      • OSSを公開する
        • 自分一人ででも、何かしらOSSやサービスを世に出していれば、雇う側としては実力を見極めやすいので強力なアピールになります。もちろんモチベーションが高いことの証明にもなります。メディアはなんでもよいのですが、GitHubにしとけば間違いはありません。
      • 英語ブログを書く
        • 誰も読まないブログでも構いません。日々の発見や思ったことを綴っているだけでプラスになります。雇う側としては英語力のチェックにもなります。後から英語化するのは面倒くさいので、最初から英語のブログプラットフォーム(Bloggerとか)を使うのがおすすめです。
      • StackOverflowでレピュテーションを集める
        • StackOverflowはプログラマ向けのQ&Aサイトです。業界では非常に有名で、ユーザ数を230万数え、有名なプログラマも数多く活動しています。ここで上位の評価を得ていると安心感がありますし、回答の履歴から、その人の興味関心や開発に対する考え方、コミュニケーション能力を推し量ることもできます。目安としては数千くらいレピュテーションを貯めておければベストです。
      • LinkedInでリコメンデーションを集める
        • 非英語圏からエンジニアを雇う際、「英語でうまくコミュニケーションを取っていた」とか「欧米的な風土でうまくやっていた」といったリコメンデーションがついていれば、雇う側に安心感を与える事ができます。必死になって集める必要はないですが、誰か書いてくれそうな心当たりがあれば頼んでおいて損はないでしょう。

  • 英語を磨く

    • いろんなところで「英語ができなくても気持ちさえあれば大丈夫」とか言われていますが、僕は全くそう思いません。確かにエンジニアは営業やマーケティングに比べれば求められる英語要件は低いですが、そもそも面接で実績やスキルをアピールできなくてはいけませんし、「こいつは社内で十分コミュニケーションを取ってやっていけそう」と思ってもらわなくてはいけません。また、先々出世するためには、コミュニケーション力(事実上≒英語力)がより重要になっていきます。焦る必要はないですが、英語力向上に努めるべきなのは明らかです。
    • ちなみに、個人的に英文法の勉強はあまり有用でないと思います。細かい文法が間違っているから言いたいことが伝わらないということはあまりありません。語彙、単語の使い方についての理解、発音の問題で伝わらないことの方が遥かに多いです。ですので、これらの力を強化できるような学習をした方が良いような気がします。






Saturday, August 17, 2013

海外就職のリアルな話

 ここ最近、森山たつをさんを始めとするブロガーのお陰で海外就職が注目されているようなので、1年ほど前に海外就職した経験から、自分なりにリアルなところをお話ししてみたいと思います。

発展途上国は厳しい

森山さんは、「景気のいいところで仕事ができる」、「給料水準は低いが、物価が安いので高い生活レベルで暮らせる」など、主にアジアでの就職のメリットを説いています。確かにうなずける点はあるのですが、次のようなデメリットもあります:

  1. 貯金力が低くなるため、日本でお金が必要になったり、帰国を強いられた場合に困る
  2. 育児に適した環境を整えにくい

 まず、1について見ていきましょう。森山さんの記事には、「物価が4分の1のジャカルタで、手取り16万円」とあります。先進国での生活費をざっくり20万円と仮定すると、ジャカルタでの生活費は5万円となるので、月11万円貯金ができる計算となります。一方、先進国で手取り40万の仕事をすると、貯金は月20万円です。夫婦で共働きしたり、節約したりするとこの差はさらに広がります。例えば、ジャカルタで頑張って生活費を1万円に切り詰めたところで15万円しか貯金できませんが、先進国で生活費を10万円に切り詰めると、30万円貯金する事ができます。

 つまり、発展途上国で生活している分にはいいのですが、親の具合が悪くなるなど何かの事情で日本でお金が必要になったり、帰国せざるを得なくなると一転困窮してしまうおそれがあるのです。年金についてもしかりです。先進国で貯まった年金で発展途上国で暮らすのは容易ですが、発展途上国で貯めた年金で先進国で暮らすのは困難です。先進国にゆかりのある人が発展途上国で働くというのは、お金の面で非常にリスキーな選択なのです。

 次に、2について見ていきましょう。僕は日系メーカーの海外事業部で働いていたので、中国やインドで仕事をする機会が多くありました。特にインドには延べ半年くらい滞在し、いい思い出もたくさんあるし大好きな国なのですが、子供を育てるという視点から考えると選択肢から外さざるを得ないのです。

 まず、単純に空気が悪い。そんなもんどうにでもなるじゃないかと言われてしまいそうですが、水や食べ物はお金で解決できても、空気だけは避ける事ができません。インドにいた頃はよく散歩に出かけていたのですが、時間帯や場所が悪いと常時タバコをすっているようなもので、冗談抜きに息が苦しくなるほどです。国によって差はあれ、新興国の都市部である限りは、深刻な大気汚染を覚悟しなくてはいけません。

 また、なんだかんだ言っても教育環境も先進国の方が整えやすいです。これは好みもありますし、ちょっとキワドい意見になってしまいますが、発展途上国は社会・文化が先進国ほど進歩的でない傾向があります。例えば、インドでは未だ家柄や星座の一致をベースにしたお見合い婚が主流で、恋愛結婚は稀です。恋人ができて、結婚したいと思ってもできないことの方が普通なのです。女性の権利や、多様性の尊重、博物館・美術館やインターンシップの充実度など様々な面で、発展途上国の方が遅れている傾向があるというのが、残念ながら現実です。子供にはいろんな社会のあり方を経験してほしいので、発展途上国に触れる機会は持ってほしいなと思いますが、ぶっちゃけ欧米の進歩的な環境でのびのび育ってほしいというのが本音です。

本社からの海外赴任でないかぎり、日系企業は避けるべし

僕が勤めていた日系メーカーでは、海外赴任されるとそれはもう良い事尽くめでした。いろいろな手当がついて給料は上がるし、家はいいところに住めるし、海外にいる間は退職金の貯まり方が2倍になるし、現地法人ではポジションが1つ2つ上がるし、日本よりも仕事が楽な事が多いし、帰国すると昇進に有利だし、本当に海外赴任ほどおいしい話というのはそうありません。

 ところが現地採用というだけで状況は一変します。給料は低いし、昇進はまず望めません。海外赴任組からは「現地の人」と呼ばれさながら身分制度のようなものです。中でも現地採用された外国人は英語スキルなどを買われて要職についたり、本社に呼ばれて活躍する場合がありましたが、日本人は本社にたくさんつかえているので、重用される事はまずありません。その一方仕事ぶりは日本と変わらないので、日本の大企業に派遣で勤めているような状況になります。

 一方欧米系の企業であればそういった露骨な身分制度はありませんし、日本市場進出に関わる仕事などにつけば、社内で頼りにされ面白い仕事ができ、帰国した場合のキャリアも広がります。

 技術者であれば、日本に全く関係ない企業も十分選択肢となります。例えば、僕は今、日本に縁もゆかりも一切ない企業に勤めています。ロンドンやシリコンバレーなど国際化が進んでいる都市では技術者を各国から集めるのは普通になっているので、日本人だからと言って採用や昇進に不利になる事は通常ありません。給料も日本で技術職をやるより貰えることが多いですし、違った働き方や社風を経験でき得る物も多いでしょう。特にソフトウェア開発者の人には、是非日本に関係ない会社も選択肢に入れてほしいところです。








 

Saturday, July 6, 2013

A simplistic RedShift troubleshooting guide

Are you trying out RedShift, but not quite getting what you want? Confused why there are no INDEX statements? Here is a very quick troubleshooting guide. Disclaimer: RedShift is still new and I haven't used it for that long yet. If you find something inaccurate in this article, please let me know. 


Table of contents:

  • Are you using it for something it wasn't built for?
  • Common design mistakes
  • Common confusions
  • Stuff that you should do
  • Miscellaneous Notes

Are you using it for something it wasn't built for?
This is the most common way to get problems. If you answer YES to the following questions, you might be using RedShift for the WRONG problem.
  1. I'm using it for something non-analytics
    • Yellow flag. RedShift isn't a replacement for "normal" relational DBs (aka "OLTP" DBs) like MySQL, Oracle etc. If you are directly writing to RedShift from your business applications, it's probably wrong.
  2. I don't do aggregation (SUM, COUNT etc.) or TopN (ORDER BY/LIMIT) queries
    • RedShift is primarily good at scanning large number of rows. If you want to quickly fetch small number of records, you might get better result with other DBs that indexes these attributes.
  3. I'm looking for very short response time for reads (e.g. < 1 sec)
    • RedShift is not optimised for "light"queries and tends to have longer response time compared to other DBs in this domain.
  4. I'm looking for very short response time for writes
    • RedShift's latency & throughput for trickle loading was very poor in our experiments. ATM I recommend periodically performing a bulk load. (However, AWS claims it does do trickle loading well; let me know of your experiences!)
  5. I want to run custom functions on my data
    • At the moment, you can't run arbitrary operations on your data in RedShift. If you want to scrub data, parse text, apply models etc. using non-SQL languages like Java, Python you can't use RedShift for that (hint: use EMR for that stage). 

Common design mistakes

  1. Writing directly from applications
    • Directly writing from applications incurs high write latency. The most common way of loading data to RedShift is to periodically export your data to S3 and then use the COPY command.  
  2. Frequently modifying rows
    • Addition of rows can be handled much better in RedShift. You should consider if representing your modifications as new rows (i.e. insert 'deleted' rows instead of actually deleting the original row) will work better.
  3. Choosing a bad DISTKEY (we'll cover this in detail later)
    • The most expensive queries in RedShift are those that do large re-distribution of data. This occurs when you join tables that use a different DISTKEYs.
    • Another common mistake is to choose a DISTKEY that causes a "data skew".
  4. Overly avoiding JOINs
    • Joining large tables isn't something to be scared of if both tables use the join key as DISTKEY. If it makes things easier, don't be afraid of it.

Common confusions

  1. Why do I have inconsistent data in my tables?! I had defined primary key/foreign key/unique constraints!
    • RedShift uses them to optimise queries, but it does not enforce it. You need to enforce it yourself in the ETL process.
  2. OK, how do I create indexes?
    • RedShift doesn't have the usual INDEXes you'll find in other RDBMS.
    • You have knobs to turn, though. DISTKEY and SORTKEY can be thought as indexes  that you fiddle with. 

Stuff that you should do

  1. Consider choosing DISTKEY
    • What is "DISTKEY" anyways?
      • DISTKEY essentially decides which row goes to which node. For example, if you declare "user_id" as DISTKEY, RedShift will do node_id = hash(user_id) % num_nodes to choose the node to store that row. Well, it's not THAT simple, but you get the idea.
    • Why does it matter?
      • DISTKEY primarily matters when you do a join. Let's say a SQL statement SELECT * FROM User INNER JOIN Post ON (User.UserId = Post.UserId) WHERE Post.Type = 1 is issued. If User and Post both used UserId as DISTKEY, a RedShift node can just take the allocated shard, join them, filter them and send the (much smaller) contribution over the wire to be combined. However, if User was distributed by UserId and Post was distributed by ArticleId, Posts that belong to Users on a node will be on other nodes. Therefore the nodes have to ship the entire shard over the network to perform the join, which is expensive.
    • What should I do?
      • If a table is large and you anticipate a join with another large table, then consider choosing the key that will be used for the join to be the DISTKEY. In other words, unless this is the case don't declare a DISTKEY (RedShift will distribute the rows evenly)
    • What is "data skew"?
      • Data skew is when data concentrates on small number of nodes due to a badly chosen DISTKEY. Imagine you have a huge user base which are predominantly located in US. If you use "country_code" as DISTKEY, most of the data will end up on one node because most users will have the same counry_code "US". This means that this one node will do most of the work while other nodes will remain idle, which is inefficient. Therefore, it's important to choose a DISTKEY that will result in an even(-ish) distribution among the nodes.
  2. Consider "series table" to deal with writes to your tables
    • A big part of RedShift's performance comes from the optimised data storage. When you newly load data into a table, its storage is neatly optimised. As you make modifications to the table, you start to disrupt this optimised state, a bit like "fragmenting your hard disk".  That's why you have to perform ANALYZE/VACUUM time to time to correct this (a bit like doing a "defrag"). This can however become expensive at some point. This is where "series tables" helps. For example, you can create a "daily" table for each day and use UNION statement to provide a view that combines these tables. This way, you can perform ANALYZE/VACUUM only on the latest table as you load data & simply get rid of old tables to expire data rather than having to delete rows from a huge table and optimising it afterwards. This is also recommended in the RedShift documentation.
  3. Use SORTKEY
    • SORTKEY essentially defines how the data will be sorted in the storage.
    • This feature is useful to limit the amount of data that has to be scanned. For example, if I have a large table full of news paper articles over a century and want to find article published between 1980 - 1985 that mention "Tiger", it's useful to have articles sorted by published_date on the storage, because that way I can limit the scanning on blocks that contain these dates.
    • They are also useful for joining if the key is also the DISTKEY because the query planner can skip a lot of work.
    • You *can* specify multiple SORTKEYs. When you specify SORTKEY(a, b), the data is effectively sorted as if with "ORDER BY (a, b). If cardinality of a is high enough, filtering by a is very effective, but having a second SORTKEY will make small sense, and vice versa. Therefore the utility of setting multiple SORTKEY is more difficult to judge. Start with a single SORTKEY and see how it goes.
  4. Consider replicating the table as a "JOIN INDEX" ala Teradata if you have more than one column you want to choose as DISTKEY
    • You have more than one column you'd want to elect as DISTKEY but RedShift only lets you choose one. In such cases, you can simply create a replicated table that only differs in which key is declared as DISTKEY. This might seem like a poor idea, but it's essentially what Teradata (a similar technology to RedShift) does for its join index feature. You might be worried about maintaining the consistency between these tables, but because you are usually doing analytics & load data in bulk, it's usually not a problem.

Miscellaneous Notes

  1. Don't worry if your CPU utilisation is high
    • Part of what makes these technologies powerful is the ability to exploit HW through efficient parallell processing, which means high CPU utilisation (spikes). Don't think you need to add nodes just because CPU utilisation sometimes hits 100%.
    • Don't focus on CPU and overlook other signs, like high network usage (which may indicate data re-distribution). 
  2. Use WLM to counter resource hogging
    • When queries are issued concurrently, resource hogging can become a problem. For example, if somebody issues 10 queries that take 1 hour each, another guy with a 5 min query can wait for a long time before he can get his query done. To prevent this kind of problem, consider using WLM.



Happy RedShift development! :)

What will happen with Ethereum in 30 years?

tl;dr : We will continue to have a decentralized, global chain powered by ETH, but most of the economic activities using smart contracts ...