Thursday, February 2, 2012

Erlang開発環境の構築(Erlide) 2011

環境:Windows XP

1. Erlangをインストール(Erlang/OTP 5.7.4 (R13B03)) link
EDIT:R13B03のウィンドウズ版デバッガにはバグがあるようで、VIstaで起動すると落ちてしまいます。なのでR14B01にアップデートしたところ、正常に使えています。

2. erl5.7.4\binをPATHに追加。

3.C++用 eclipseをダウンロード (eclipse-cpp-helios-SR1-win32) link
EDIT:SR1じゃなくてSR2でも正常に動くようです。

4.1.1 Help -> Eclipse Marketplace -> "erlide"を検索窓に入力して、"Go"
4.1.2 2011年2月現在、Erlide 0.9.0.201010010061109がインストールされ、正常に動きます。
4.2 指示に従い、インストール。インストール後再起動。
4.3.1 Eclipse preferencesを開き、Installed Runtimes entryを選択。僕の場合は正常に自動検出できていましたが、できていない場合は多分手動でErlangランタイムを追加する必要があります。
4.3.2 手動でランタイムを追加した場合は、eclipseを再起動。

5 プロジェクトViewで右クリックして、"New Erlang Project”を選択(プロジェクト名は、helloなど)。

6 作成された"src"ディレクトリにhello.erlを次の内容で作成



7.1 Run configurationでErlang applicationを選択し、新規起動コンフィグレーションを作成(左上の「白紙」みたいな形をしているアイコン)
7.1 アプリの名前を入力。(Hello-Concurrent-Worldなど)
7.2 Erlangタブで、Requiredプロジェクトとしてhelloにチェック。
7.3 ランタイムタブで、nodeネームロングを選択して、ノード名として"erlide"と入力。
7.4 適用をクリックして、実行。

8 コンソールビューが表示され、プロンプトが表示されるので、試しにhello:hello().を実行。

これ以降は、ソースをいじって保存(ctrl+s)すれば、自動的にコンパイル・反映され、コンソールから新しいコードをすぐに呼び出せます(改めてコンパイルしたり、コンソールを立ち上げたりすることは不要)。


UPDATE:
Erlide付属のErlangコンソールはやや使いにくいうえに、ソースを変更しても反映されないことがたまにあるみたいなので、今はソースディレクトリでコマンドプロンプトからwerl(Windows版Erlang付属シェル)を別ウィンドウで動かして使っています。そんなにきれいじゃないしいちいちalt+tabでの切り替えが必要になってしまいますですが、tabキーでオートコンプリートできたり、コピーペーストが可能などerlide付属シェルよりも使いやすい感じです(コピペ不可と言うのは厳しいですよね)。


reference

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